一昨年くらいに漬けた梅 この時はLサイズだった

梅干いろいろ

6月に梅干を漬けて2ヶ月が経過。
紫蘇も加えて漬けこんでからあまり日もたってないのに、例年より早い梅雨明けに慌てて3日3晩干しました。
現在は梅酢も別にして、静かに甕の中でお休み中。zzz・・・

今年漬けた梅 色がきれいでまだ塩が熟れてないからないから、もう少し寝かせたzzz方が良いかな。

今年漬けた梅 色がきれいでまだ塩が熟れてないからないから、もう少し寝かせたzzz方が良いかな。

昨日、台湾から荷物が届きました。
なんじゃらほい?と開けてみたら「梅干!」
4月に台湾へ行った際に(ヨガブログの台湾シリーズをご覧あれ)、友人から梅干を作りたいと聞き、その後メールで作り方を送りました。
何度かやり取りして、彼女は初めての梅干を何とか漬け込んだようです。
台湾の梅と塩と気候で作られた「ニーハオ ピクルド プラム」ってか?!?

おお~! 見た感じは、日本の梅干と変わらないじゃん。
当たり前か(^_^;)

Made in Taiwan 梅干

Made in Taiwan 梅干


でもなんとなく気になるのは、梅の周りになにやら白っぽいものが?!?
黴ではなさそうだしなぁ~。
まずはひとつ口に放り込んだら・・・。
あ゛あ゛~っ、しょっぱい!!!!!!!!
この梅干ひとつでかるくご飯一杯はいけるな。

会社に届いたので、お味の感想を聞こうと、同僚たちに食してもらったら、やっぱり「しょっぱい!」
どうやら彼女は塩の分量を間違えたのではないかと・・・。
脳溢血になりそうなくらい塩辛い梅の周り白いものは、塩だったようです。
でも皮はとても柔らかく、紫蘇の味と香りもして、初めて作ったという割には、塩分は別として上出来です。えらい!

これは焼酎に漬けて、梅焼酎として飲む。
日本酒に漬けてから料理に使うなど、用途はいろいろ、別個に塩や醤油は必要ないし、使い方次第です。

でも彼女は私と違い、セレブな奥様で、子育て奥様業を手を抜かずにやる、完璧ワイフであり、マザーなんですね。
完璧とは程遠い私は、彼女の爪の垢をもらって飲んだ方が良いかも。きゃっ!

一昨年くらいに漬けた梅 この時はLサイズだった

一昨年くらいに漬けた梅 この時はLサイズだった

小梅 ちょっと前までカリカリだったのですが、暑かったせいなのか、こりこり感が薄れた(^_^;)

小梅 ちょっと前までカリカリだったのですが、暑かったせいなのか、こりこり感が薄れた(^_^;)

木曽駒山頂でバンザーイ!

木曽駒ヶ岳・宝剣岳 花、岩、鎖・・・。

7月20日から21日にレディース・トレッキングで木曽駒・宝剣に、岩稜の歩き方の実践講座で行ってきました。
集合場所の新宿西口は、山へ行く人と大型バスがいっぱい。
久しぶりに週末がお天気になり、富士山のマイカー規制が、この週だけ解除されているせいか、どのバスも「富士山行き」と札が下がっています。
富士山はソートー混雑することでしょう。恐ろしい(汗)

今回は、急遽NHK・BSプレミアムの山の特別番組みの取材スタッフも同行します。
ロープウェイで千畳敷まで、1,000m近い標高を数分くらいで一気にピューっと運んでくれます。
標高2,600mくらいまで簡単にロープウェイで行けるせいか、軽装の人が多いこと多いこと。吃驚です。
宝剣山荘に向かう八丁坂は、すでに登る人たちが列をなし渋滞。
高度順応のため、剣ヶ池でヨガをやって身体をほぐします。
そこから見る宝剣岳は本当に迫力あります。

千畳敷から迫力ある宝剣岳を仰ぎ見ます

千畳敷から迫力ある宝剣岳を仰ぎ見ます


明日はあそこを攻めるのだ!
「エイエイオー」と気合を入れ、いざ登り始めましたが、救助隊の人たちがタンカーを持って登っていきます。ム、ム・・・ケガ人か、病人か?
TVのニュースで見ることが、現実に目の前で、ヘリコプターによる救助が行なわれ、みんなあらためて気を引き締めなおしたようです。

その日は木曽駒を行く予定を変更し、山荘の部屋で、二人組のヨガマッサージを行ないました。
みんな日ごろ仕事で頑張っているせいか、「うう゛っ~。き、き、気持ち良い~!」
山ヨガというのは、山頂でヨガポーズをとるのも気持ちが良いものですが、私が行なうヨガは、呼吸を深め、筋肉疲労の軽減や凝りや強張りを取ることが目的です。形ではないのです。

翌朝は途中お花がいっぱいの木曽駒ヶ岳を行き、山頂からは360度の素晴らしい景観です。

お花がいっぱい

お花がいっぱい

木曽駒山頂でバンザーイ!

木曽駒山頂でバンザーイ!


雲海の上に八ケ岳、南アルプスと北アルプスの槍の穂先まで見えましたよ。
山頂でいつものポーズ

山頂でいつものポーズ


そこから一旦山荘に戻り、いよいよ今回最大の目的地宝剣岳に向かいます。
レディース・トレッキングにまったく初めて参加される方もいて、経験や技量がわからないため、今回は通常スタッフは3名ですが、2班に分かれる可能性を考慮して4名にしました。
でも皆さんの歩き方を見る限り、なんとか全員行けそうだったので、NHKさんの取材スタッフ総勢23名がしゅっぱぁ~つ!!!
すでに宝剣の鎖場には、人がいっぱいで渋滞。
宝剣岳は千畳敷から見てもド迫力ですが、実際に登ると鎖場が数多くあり、その片側はすっぱりと切れています。
落ちたら確実にケガだけではすまないなというルートです。

目指すは宝剣の山頂

目指すは宝剣の山頂


でもそんなところを取材カメラマン2名は、よく機材を担ぎながら一緒に登るなと感心するばかりです。
「グレートサミット」や「実践! にっぽん百名山」のディレクターでもあるK女史は、小柄ながら重い三脚をザックに括りつけ、ひょいひょいと登っています。
パワーいっぱい、体力あるなぁ~と脱帽です。

お互いに登る人と下る人と、知らないもの同士ではありますが、大きな声を掛け合い、お互いに連携を取りながら、登山道を数名ずつ交互通行をします。スバラシイ!!
・・・が、中にはそれを無視して、自分の行きたい気持ちが先で、私たちが待機しているのを無視してどんどん先を行く人がいます。
残念ですね。
このような危険箇所で、自分だけ先に行きたいからと言って、無理に進むのは困ったものです。
参加者のみなさんは、菅野さんの指示を受けながら、落ち着いて行動していました。
多分みんな「怖いな!」と思った箇所があったかと思いますが、誰もそれを口にはせず、互いに助け合いながら登ったような気がします。
前日の二人組みのマッサージで、かなり参加者全員のまとまりが良くなったなと思いましたが、その成果の現れでしょうか?

全員が宝剣岳を制覇し、バンザーイ!

宝剣岳を越えて反対側から

宝剣岳を越えて反対側から


時間の都合で三ノ沢岳へ行くことはできませんでしたが、途中大きな岩があることころまで、ピストンしました。
三ノ沢だけ手前の岩でバンザーイ

三ノ沢だけ手前の岩でバンザーイ


極楽平でお昼にしましたが、ランチを取った後は、緊張が解けたのか、眠くなりあくびの連発。
まずは全員無事に、千畳敷まで下ってこれてホッとしました。
クロユリ

クロユリ

菅野さんの素晴らしいリードに加え、今回は強力な助っ人、岩稜帯ルートお得意の山岳ガイド阿波さん(カッパの物まねが得意)と良い味出していた橋尾さんとガイドが3名も同行する贅沢な実践講座でした。
スタッフの皆様もお疲れた。

ロープウェイを降り、途中でNHK取材班とお別れ。
スタッフの方々は、TV業界の人というイメージではなく・・・じゃ、どんなイメージなんだ?(汗)
とても感じのいい方々で、皆さんと打ち解け、参加者の方々も快く取材に応じてくれていたようでした。
私もホッとしました。
本当にお疲れ様でした。

カメラマンのお二人

カメラマンのお二人


カメラクルーと美人でパワーのあるディレクターのKさん

カメラクルーと美人でパワーのあるディレクターのKさん

この放送は、
NHK BSプレミアム 番組名[達人に聞く!グッとくる極上の夏山(仮題)
放送日時:8月26日(月)19:30~20:59
多分放送されるのは、ほんの何分かと思いますが、見てねぇ~!

7月31日はレディース・トレッキング机上講座「岩を登る第2弾!」
八ケ岳・赤岳を中心にお話ししますが、その他の岩稜を行こうと思う方もどうぞお越しください。
19:00~20:30 アルパインツアーサービス説明会場
講師:菅野由起子さん
受講料:1,000円
協賛:コロンビアスポーツウェアジャパン
*机上講座参加者にコロンビアよりプレゼントあり。
お申し込みは下記から。またはアルパインツアーサービス03-3503-1911まで。
http://www.yamakei-online.com/lecture/detail.php?id=944

 

 

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古巣 日本映画撮影監督協会

私は、出版社である「山と溪谷社」に入社するまえは、映画の業界におりました。
1936年に「日本キャメラマン協会」として日本映画の撮影キャメラマンが集まってできた協会です。
その後1954年に「協同組合 日本映画撮影監督協会(Japanese Society of cinematographers)」として組織されました。
私が30代から40代にかけて、後半は事務局長に就任しておりましたが、大変充実した中身の濃い思い出がいっぱいの12年間で、天職だと自認していたくらい思い入れの深い仕事であり、職場でした。

現在の理事長は兼松熈太郎氏で、すでに理事長職を12年勤められているそうです。

理事長の兼松さん 相変わらずダンディです。

理事長の兼松さん 相変わらずダンディです。


私がJSCを退社してからは、年賀状のやり取りをしておりましたが、昨年だったでしょうか、facebookで繋がりました。
昨夜、その懐かしい古巣であるJSCへ、兼松さんがお声をかけてくれ、17年ぶりでお邪魔しました。
毎月1日は、懇話会と言って、組合員さんや維持会員さん等関係者が、軽食とお酒を飲みながら情報交換や懇親を深めるための会を開催していますが、そこへ17年ぶりの乱入!

懐かしい方がいっぱい!
前身である「JSC撮影新人会」は「青年部」となり、若いメンバーもたくさん入会しており、さらに人材育成として「撮影助手育英塾」も設立され、大変活気ある協会となっていました。
事務局も新宿1丁目の広いところへ移転しましたが、室内の雰囲気は昔のマンマ。
う゛っ~な、な、懐かしい!!! 思い入れの深い職場だったので、思わず涙が出そうでした。く、く、く。
いっぺんに私がいた頃に戻ったような気さえするくらいです。

以前の事務局は、新宿2丁目にずっとありました。
日が落ちて街灯に灯りが点くころになると、街は一変し怪しげな雰囲気に包まれます。
そんな街に12年も通ったので、道に佇んでいたり、すれ違ったりするだけで、その男性がソッチの方かどうかが瞬時にわかるという特技を身につけました。
あんまり約に立たない特技ですが。アハハ(汗)

当時は、よもや私が山に登るなどとは夢にも思わず、17年の月日の流れをあらためて感じます。
そのころお世話になったことの感謝を伝えたく、懐かしい方々にまた会いに行こうと思います。

兼松さん 本当にありがとうございました!!!

 

 

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紫蘇ジュースの出来上がり

梅干作り その2 ついでに 紫蘇ジュースも

梅を塩漬けにしてから2週間が経過。
重石の高さがだいぶ下がり、ちゃんと漬かっているな・・・よしよし。

蓋を開けたら、梅が被るほどに梅酢が上がっていました。

まずは、紫蘇を梅1kgに対して、150g以上くらい用意します。

紫蘇は葉先だけをつまみとります。

紫蘇は葉先だけをつまみとります。


葉だけを摘み取って、よ~く洗います。
良く洗わないと、土がちりめん紫蘇のちりちりした葉の間についているから丁寧にね。
洗ったら良く水を切って、布巾などでざっと水気を取ります。
塩は紫蘇の葉の重さの18%を用意します。

ビニール袋に洗った紫蘇の葉と分量の塩を半分入れて、ビニールごとよ~くモミモミします。

塩を入れてモミモミ

塩を入れてモミモミ


もんでいくと黒っぽい灰汁が出てくるので、ビニールごとギュッと絞って灰汁を捨てます。
残りの塩を入れて、再度またモミモミします。
すると今度は、紫色の灰汁が出てくるのでそれもしっかり絞って捨てます。
灰汁はしっかりともんで絞りだします。

灰汁はしっかりともんで絞りだします。


灰汁の汁をしっかり出さないと、きれいな赤い酢にならないからネ。

ボールに紫蘇を広げて、梅酢を玉じゃくしで入れながら軽くもむと梅酢が赤くなります。
紫蘇梅酢DSC_2256
塩漬けの梅の上に紫蘇を広げて覆い、赤い梅酢も入れます。

梅の重さと同じ程度の重石を再度上から乗せます。
梅酢が梅の上までかぶさっているのを確認して、蓋をして、上からビニール袋で覆い、
日の当らない涼しいところに置いて、梅雨明けを待ちます。
それまで少々お休みZZZ・・・。
再度漬けるDSC_2257

紫蘇を入れないで作ったこともありますが、やはり紫蘇を入れたほうが、じぇんじぇん美味しいよ。
味に深みも出るしね。

今回は、紫蘇ジュースも作ってみました。
梅干は夏の盛りに山に登る際は、塩分とミネラル補給にはピッタンコ!
紫蘇ジュースも、暑い夏を元気に乗り越えるにはピッタンコ!
これは簡単!
紫蘇を同じようにきれいに洗ったら、
紫蘇一束(一袋)に対して、2Lの水を沸かして、レモン3個分の果汁(またはクエン酸とかお酢でもOK)を入れ、洗った紫蘇を鍋に入れます。
2~3分煮出すとお湯が赤くなるので、紫蘇を鍋から取り出します。
そこへ砂糖を500g(お好みで)と書いてありましたが、私は甘いのが得意ではないので、400g程度にしました。
それで25~30分煮詰めます。
それででき上がり。OK!
熱いうちにビンなどに入れます。

紫蘇ジュースの出来上がり

紫蘇ジュースの出来上がり

飲む際は水4~5倍に薄めて飲みます。
炭酸でもいいし、無味無臭の焼酎や、ウオッカなんかでもいいんでないかい?(北海道弁風にどうぞ)
ゼリーなんか作ってもいいかもね。
でも、多分私は作らないだろうな・・・お菓子は。(汗)

まだ青い梅

梅干作り その1

6月は梅酒や梅干しを漬けたりとなかなか忙しい時期でもあります。
毎年、これだけは欠かせないのが梅干し作り♪

2年ほど寝かせたものを食べているので、昨年漬けたのは、ただいまおやすみ中です。( ̄。 ̄)zzz
味噌も同じように、昨年仕込んだものは、同じくお休み中。( ̄。 ̄)zzz
美味しくいただくには、熟成が大事、熟成が!! 人間も一緒!?
梅も人間もお尻が青いうちはまだまだ・・・。クヒヒ

まだ青い梅

まだ青い梅

さて、青い梅を買ってきたなら、しばらく紙袋に入れたまま熟すのを待ちます。
最初から、黄色い梅ならそのままで。
青い梅が少し黄色みを帯びればいいのですが、忙しいから1週間ほったらかし(汗)
部屋に梅のかぐわしい香りが立ち込め、紙袋を見たらいい感じに黄色くなっています。

黄色く熟した梅

黄色く熟した梅

さて、これを水につけてあく抜きします。
これくらい熟していたら2~3時間。まだ青い梅だったら一晩水につけます。
水を切り、きれいな布巾で一つ一つ拭いて、爪楊枝でへたの部分を取り除きます。
このとき傷つけないようにネ。
ビニール袋に梅を入れて、塩が馴染みやすいように35度の焼酎をスプレーします。
この中に分量の塩を2/3をまぶします。

ビニールに入れて35度の焼酎をスプレーして2/3の塩をまぶす

ビニールに入れて35度の焼酎をスプレーして2/3の塩をまぶす

消毒として漬け込む容器に35度の焼酎を拭きかけ、塩をまぶした梅を入れて、残った塩を入れます。

漬け込み容器に入れて残りの塩をまぶします

漬け込み容器に入れて残りの塩をまぶします

上から梅の重さの1.5から2倍の重石(なければ缶詰でも水を入れたペットボトルでもok)を乗せます。
埃やゴミが入らないように、上からビニールを覆い、しっかり紐などで結びます。

重石を乗せてビニールで覆います

重石を乗せてビニールで覆います

後は梅が被るくらいまで、梅酢が上がるのを待ちます。
1週間か10日くらいだね。

後は、明日から信越トレイルに行くから来週の週末ですな。
お楽しみに♪

かんちゃん、私、お茶目クマさん。

乾徳山 岩にアタック!

5月末に、レディース・トレッキングで「乾徳山」に日帰りで岩登りの実践講座に行ってきました。
その日は1日中、素晴らしい晴天。
岩に登るときは、やはり雨で岩が濡れていると、足元が滑りやすく危ないですからね。良かった良かった。

この日のガイドは、レディース・トレッキング専任講師の菅野由起子さん。通称、仲間うちではカンスケと呼ばれています。
ツアーリーダーのクマさんこと宮城さんは、ガイドさんでもあり、頼もしく誠実でしっかりした人。
でも、とってもお茶目さん。

かんちゃん、私、お茶目クマさん。

かんちゃん、私、お茶目クマさん。

乾徳山はいろんな顔をもつとても楽しい山です。この日は牧場だったところから登りはじめました。
新緑が広がる穏やかなところを歩いていると、その先に険しい岩場があるとは思えないくらいです。

鎖場で順番待ち。でも余裕のこの笑顔。

鎖場で順番待ち。でも余裕のこの笑顔。

いよいよ鎖場が登場してくると、少々緊張が走ります。
まずはかんちゃんがお手本を見せます。

急な岩場の登り方を説明

急な岩場の登り方を説明


まずは講師のかんちゃんが登って見せます。


まずは講師のかんちゃんが登って見せます。

一人一人に足をここにおいてと指示します。
スタッフ3人がtop、中間、ラストに配置。
私はTopで岩の先っぽに腰掛けて、登ってくる皆さんを待ちます。
一歩一歩、岩の割れ目や、小さな段差につま先を駆けて登ってきます。
でもやっぱりみんな少々硬い表情。ガンバレ~!!! 
私の位置まで登ってきたみんなに声をかけます。
「深呼吸して深呼吸。ここからの眺め良い景色でしょ!」
するとはじめてみんなはにっこりと笑顔になり「すごぉ~い・・・」と大感激。
全員無事に登頂しました。

急な鎖場の岩稜を登りきり、喜びも人一倍です。バンザーイ!!!

急な鎖場の岩稜を登りきり、喜びも人一倍です。バンザーイ!!!

私も山頂でいつものポーズで「ハイ、チーズ」

いつもの山頂でのポーズ。Nさんプレート掲げてくれてありがとう。

いつもの山頂でのポーズ。Nさんプレート掲げてくれてありがとう。


レディース・トレッキングの常連のNさんが、プレートを差し出してくれました。
じつに微妙な位置で、バッチリです。
見るたびに一人でくすくす苦笑い。

下山はもっと慎重に・・・。
同じようにかんちゃんが、足の置き場を指示し、みんな無事に下山完了。
私も山を始めたころはそうだったけど、急斜面や岩場で鎖場や梯子の箇所は、慣れるまで結構積み重ねが必要です。
みなさんは今回のこの実践講座でちょっと自信がついたかと思います。でも過信はしないようにネ。

この日の参加者は、休憩後のバスの出発時間にぴったりというか、時間前に全員揃って、素晴らしいメンバーでしたよ。パチ、パチ、パチ(拍手)

来週22日~23日は信越トレイルで長時間行動を体験します。
26日(水)19:00~20:30 アルパインツアーサービス説明会場で、更なる岩稜の歩き方を机上講座で学びます。講師はかんちゃんですよ~。
 

 
 
 

DSC_0102

久しぶりの週末

怒涛の5月を過ぎ、昨日は3週間ぶりで週末、家にいました。
土曜は午後から、家族ぐるみでお付き合いしている友人宅の引越しの手伝い。
35年住んだ家は、思い出の品がいっぱい。
2年ほど前に亡くなったお父様は、登山が趣味でした。
生前は、いつもお酒を飲みながら山の話をしていたものです。
山の道具が出てきてザイルとアラジンのポットをいただきました。
細引きのザイルは、トレッキング程度でも結構便利です。
DSC_0102

このアラジンのポットは、懐かしいでしょう?
DSC_0105

今はもっとスリムで蓋を取らなくて済む物もいっぱいありますが、やはりこのアラジンのポットは、かわいいくて永遠に愛される一品なのではないでしょうか?
山が大好きだったゴローさんを偲びながら、使わせていただきます。

お引越しの手伝いをした翌日の昨日日曜日は、掃除に買い物に家の片付けにと、大忙しでしたが、久しぶりに梅酒をつけました。
漬けたと言うと大変そうに聞こえますが、何のことはないチョチョイのチョイ。
DSC_0103

昨年はあまりに多忙だったため、梅干しは小梅にして、梅酒は漬けませんでした。
でも夏場を乗り切るのに、梅のクエン酸は身体に良いのですよ。
食前酒に少しだけ甘いお酒は、食欲を増しますね。
ま・・・私の場合は、食前だろうが、食事中だろうが、食後だろうが、お構い無しですけど(汗)

DSC_1750

残雪の北八ヶ岳

5月12日から13日に「ニコン×ヤマケイPhotoトレッキング」で残雪の北八ヶ岳を撮りに行きました。
講師は山岳フォトグラファーでニコンフォトコンサルタントの菊池哲男氏。

菊池先生の講座は、まず「寝られない!」・・・何故って?
山岳写真の撮影では、光が勝負なので、夕日、朝日の時間が絶好のシャッターチャンスです。
さらに菊池先生は、夜に星や月に照らされる山並み、山の上からはるか麓に見える夜の街の明かりを得意とするため、夜中が勝負。だから寝ている暇がない!

さて、集合場所に集まった参加者の中には、
以前ニコン・ヤマケイ写真塾をやっていたころにご参加いただいていた懐かしい方や
ニコン×ヤマケイPhotoトレッキングには初参加の方、
菊池先生の写真クラブのメンバーなど、年齢層も20代から70代までと幅広く、
女性もいらっしゃいました。
今回のツアーリーダーの一人は、菊池先生のお弟子さんでもあるM子さん。
ツアーリーダー初デビューですが、どうなることやら・・・?!

八ケ岳は今シーズン例年になく雪が多く、しかも気温が低くて融雪が進まなかったのですが、
ロープウェイを上がったら、坪庭は除雪も相まってすっかり雪が融けていました。
その日は素晴らしい快晴で、お日様はさんさんと輝き、ばっちり日焼けしそう。
せっせと日焼け止めを塗っていると、そこへなにやら怪しげな黒覆面の姿が。
ん?ん?ん?
すれ違った子供は、ぽかんとする子や、おびえている子がいるではありませんか。
その黒覆面は日焼けを防ぐM子さんでした。
DSC_1609
あなたツアーリーダーなんだからその格好はないでしょう!
でも今回の参加者は、菊池先生のクラブなどで大変顔馴染みの方が多く、ま、いっか。(汗)

坪庭から三ッ岳や北横岳へ向かう分岐を入って、しばらく行くと雪になってきました。
そこで軽アイゼンをつけます。
樹林帯の綴れ折になった登山道は、道の真ん中が馬の背のように雪で盛り上がり、
踏み固められた細いトレースを踏み外すと、ズボっと膝上まで脚が潜ってしまいます。
この辺で注意力や雪道に慣れているかどうかが判るんですねェ。クヒヒ

今夜の宿泊は、毎週私が山小屋情報で電話取材をしている北横岳ヒュッテ。
ここのオーナー島立健二さんとは仲良しこよし。
菊池先生やM子さんもおなじみで仲良しこよし。
DSC_1731
みんな仲良しこよしで和気あいあいです。

まずは早速に七ッ池に行って、水面がまだ雪に覆われ、水面が出きっていない池を撮影しました。
DSC_1645
アングルによっ雪の池でなく、南洋の島の白い砂浜のように見えます。
DSC_1642

すぐさま夕日の撮影に間に合うように、北横岳の山頂を目指します。
快晴だったこともあり、頂上からは360度の展望で、北アルプスの穂高や槍の穂先まで見えます。
その日の夕日は、穂高の大キレットの窪みに沿って沈んでいきました。
DSC_1667

夕日の撮影を終わって、ヒュッテに戻ります。
この北横岳ヒュッテの夕食は美味しいお鍋で有名ですが、この夜はなんと「桜鍋」。
馬肉のすき焼きです。ヤッター!
しかもこの山の上で、新鮮な野菜がお皿にてんこ盛りです。
野菜がいっぱいだなんてすごいでしょ!
お腹いっぱいになって、普通なら消灯時間までゆっくりするところですが、
そうはいかないのが写真講座です。
夕闇が濃くなるとともに、眼窩に広がる茅野の街明かりが、くっきりと浮かび上がってきます。
一通り撮ってから、皆さん一旦ヒュッテに戻ります。
次は2時に起きて、星を撮りに行く人を確認。
6人の人が2時起きは辞退。もちろん私も辞退(汗)
朝日を撮りに行くのは、4時出発だから、それまで寝られる。zzz

で・・・3時45分くらいに起きて、6人はどうしたかなと思い部屋にいってみると・・・んんん?
どう勘定しても2人しかいない。アレ・・・神隠しか?
山頂に行ってみたら、後の4人もすでに2時に起きて天の川を撮っていたようです。
本当に撮影にたいする情熱に頭が下がります。
DSC_1722

夜を徹して撮影し、朝日を撮ってヒュッテに戻ります。
北横岳ヒュッテには、時折キツネが出没します。
ここの手ぬぐいは、キツネが描かれていてかわいいんですよ。
DSC_1757

さて、次なる撮影地に向かいます。
坪庭に下山する途中で、ボッカで上がってくる人がいました。
それは健ちゃんのお父様ではありませんか。
77歳になろうとするのに大変お元気です。
感激のあまり思わず写真を撮らせてもらいました。
DSC_1737

あの新鮮な野菜類は、こうやって毎日ボッカをしてくれるからこそいただけるのです。
心から感謝です。

今日は、雨池に行くことにしましたが、縞枯山荘をしばらく歩いていくと、
縞枯山への分岐手前くらいから、残雪たっぷり春の雪で歩きにくいこと。
雨池へはトレースもなく、下りが長く、みなさんは「帰りはこれを上がってくるんだよね?」
と少々不安そう。
でも快晴のお天気の中を下っていった甲斐があり、雨池はすっかり雪が融け
水面に日が差し込んできらきらと輝いています。
DSC_1750

思い思いに撮影をして、今度はまた折り返して下ってきたルートを上り返します。
歩きにくい春の雪の登りは、体力を消耗します。
それでもみなさん力を振り絞ってガンバります。
通常の登山と違い、撮影教室では、一眼レフカメラの重さに加え、
三脚という更なる重さがのしかかってくるので大変です。

菊池先生の元に集まる方々は、本当に撮影に対する情熱に、
毎回驚きを覚え、感動します。

私もNikon1で撮るようになってから、少しうまくなったような気がするのは、
気のせいかな???

DSC_1527丹沢山

春の山のつもりが・・・

山のブログも始めました! ヨロシクです。

4月20日~21日に、レディース・トレッキングの第1回目の丹沢主脈縦走にでかけました。

天気予報は残念ながらお天気にはちょっと恵まれず、雨もしくは頂上付近は雪かなぁ~と予想しながら、

ヤビツ峠行きのバス停に行くと、なんとまぁ人の多いこと!

臨時便にも人が乗り切れず、雨予報でもこんなにたくさんの人が山に向かうんだとちょっと吃驚しました。

今回は、ニコンイメージングジャパンのご協力をいただき、ミラーレス一眼「Nikon1」を希望者の方に無料で貸し出しをしてくれました。

ニコンの吉岡氏が休日のところを、カメラの取り扱いの説明に、駆けつけてくれました。

DSC_1470登山口

高度を増すに従い徐々に雨が強くなり、行者ヶ岳あたりからミゾレになり、そのうち小粒の細かい霰のようなものが降ってきました。来たか・・・という感じです。

1年間前にカッパを購入し、まだ一度も着用する機会がなかった(何てラッキーガールでしょう)という参加者の方は、新品のカッパを着用。目にまぶしかったです。(笑)

無事、塔ノ岳に到着したころは、ところどころ地面が白くなっていました。

DSC_1523塔の岳山頂

天候の悪い中を歩くと、意外な箇所に力が入って、思いのほか足腰に負担がかかります。

小屋の中で二人組みのヨガマッサージを伝授。足で踏む簡単なもので、気持ちが良いんですよ。

参加者の方から、山だけでなく、気持ちの良いマッサージを教えてもらって、何だか得した気分だと言っていただき恐縮です。(苦笑)

その日はみんな19時半にはお休み。ZZZ・・・

寝ながら時おり聞こえてきたのは雨の音。

朝目が覚めたら、小屋の周りは真っ白になっていました。

6:30頃、出かける支度をしていたら、ラジオ体操の曲が流れてきました。

そこでみんなでラジオ体操をやったのですが、みんなそれぞれに、懐かしいとか、忘れないものだねとか、言い合いながら小学生に戻ったかのような気分です。

いったい何十年まえの事やら・・・(^_^;)

二日目の行程は、天候不良のため、相模湖までの縦走を諦め、丹沢山のピストンをすることにしました。

登山道を歩きながら、木々をみると枝の一本一本が、ガラスのように氷に覆われて、それはそれはきれいでした。霧氷ではないし・・・なんて言うのかなと思ったら、尊仏山荘のスタッフが教えてくれました。

DSC_1534 雨氷3

「雨氷」と言うのだそうです。

DSC_1530雨氷2

0℃以下でも凍らない過冷却状態の着氷性の雨)が、地面や木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される、硬く透明のこと。着氷現象の一種だそうです。

DSC_1528 0℃

DSC_1510雨氷

滅多に見られない現象だそうですよ。

DSC_1545 雨氷の景色

ラッキー!とばかり、天候が悪いのもなんのその。その美しさに見とれながらみなさん大喜びです。

帰路の大倉尾根は、雪が融けて足元が滑りやすいため、注意して歩いていると、なにやら鍵を持った男性が上がってきます。

DSC_1552鍵

何だろうと聞くと、その日は開山祭が行われていたようで、毎年こうして鍵を背負って頂上へ運ぶようです。

標高差のある長い尾根を下った登山口で、地元の元お姉さんたちが、開山祭恒例の甘酒を待ち構えていたようにふるまってくれました。美味しかった!

DSC_1559登山口

主脈縦走には至りませんでしたが、雨氷を見ることができ、開山祭の鍵を持った方に遭遇し、甘酒までいただいた大満足の丹沢でした。

これもまた皆さんがとても前向きでプラス思考の方ばかりだったので、雨や雪でも素敵な登山になりました。バンザーイ!

 

 

左右開脚DSCN1636

自己紹介1

左右開脚DSCN1636
山のブログはじめました。ヨロシクです。